肥満と糖尿病に備える
☆ ☆ 糖尿病に備える ☆ ☆
糖尿病はモノを言わず静かに忍び寄って来ます。
生活習慣病への玄関口は肥満です。
肥満は糖尿病の予備軍なのです。
肥満と糖尿病
糖尿病の発症の原因と分類
自覚症状の無い糖尿病
肥満と糖尿病 日本の国の医療費制度を破滅から救うには、糖尿病
対策が非常に大事です。
肥満度については、グローバルな比較では低い段階で
ありますが、肥満度が低い軽症で、早期の段階にこのす
対策が行われるということの意義は極めて大きく、軽症
で早期の方がより予防効果が大きいことになります。
国立健康・栄養研究所は、国の「新健康フロンティア
戦略」で糖尿病の1次予防の司令塔と位置づけられ、
日本を医療費破滅から救うためには糖尿病患者を減らす
必要があると、環境づくりも含めて対策に取り組んでいる。
国民一人一人のQOL(生活の質)をいかに高く保てるか
ということが大事ですが、糖尿病になると、15年もの間
インスリン療法を続けている場合には、医療費だけで
およそ、2000万から3000万円かかります。
健康保険を使って3分の1自己負担でも、数百万から
1000万ぐらい負担しないといけないことになり、ましてや
動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞につながると、QOLは
ずたずたになってしまいます。
たばこが健康に悪いというのは、とにかく医療関係者の
間では常識になってきました。
社会環境も、喫煙をコントロールすべきだという方向に
動いているのは歓迎すべきことです。
メタボリックシンドロームは、成人では随分、何とかすべ
きだという認知度が高まってきましたが、小児肥満の
問題や食育の問題を取り上げる必要も出てきています。
糖尿病の発症の原因と分類 私達の身体には、インスリンというホルモンがあり、この
インスリンが体内に取り込まれたブドウ糖を身体の
臓器や筋肉などに運んで、エネルギーに変えます。
このインスリンが不足したり、ホルモンとしての活動を
しなくなったときに、糖尿病の症状が現れます。
従って、糖尿病は主として、インスリンの不足や機能
が不十分であるために発症する病気です。
糖尿病は大きく次の四つに分類されます。
1: 1型糖尿病
免疫の機能異常などのために、インスリンを作る
膵臓の細胞が壊れてインスリンが作られなくなって
しまったり、生産の量が減少して糖尿病を発症します。
なぜ、機能異常などが起こるのかは不明です。
日常生活では、糖尿病の発症の防止に備えて、毎日
インスリン注射をすることが必要になります。
2: 2型糖尿病
生活習慣病として最近、特に関心の高い分野です。
発症原因として肥満が大きな比重を占めています。
そのほかでは、過労、ストレス、加齢や遺伝などが
要因となり、インスリンの生産量が減少したり、うまく
働かなくなって発症します。
日本の糖尿病患者の95%以上が含まれます。
3: 妊娠糖尿病
妊娠すると胎児の発育に備えてブドウ糖を多く必要と
するため、ホルモンが分泌されて血糖値が上がります。
この時にインスリンの働きが弱くなったり、効かなく
なるとと糖尿病の症状が出ます。
通常は出産後に回復することが一般的ですが、妊婦
の3%ほどに、糖尿病を再発が見られます。
4: その他の要因によるもの
肝臓や膵臓の疾患によるもや、薬剤や化学物質など
により発症するものがあります。
自覚症状の無い糖尿病 内臓脂肪の蓄積によって、身体への糖の取り込みが
悪くなり、病気の状態の指標となるホルモンの「インスリン
抵抗性」が高くなり、さらに典型的な肥満体質を備えていれば
糖尿病の人と同レベルに陥っていることが判ってきました。
メタボの特定検診でひっかる人の中には、単なるメタボ
の段階ではなくて、れっきとした糖尿病で血糖値の高い
人も一定の割合で検出されます。
本来医療機関で治療を受けるべき人を、メタボ受診での
保健指導で終わってしまうのは非常に危険なことです。
糖尿病の患者の殆どの人に、自覚症状が無いのが問題
なのです。
職場の検診などで、ずっと引っ掛かっていたのに、自覚
症状がないから、必要な治療をせずに放置しておいたために、
来診した時には既に、病状が進んでいて網膜症などを
併発していて、治療期間を10年間もロスしているケースや、
血糖値のコントロールがうまく行っているので、治っていると
思い、治療の中断を繰り返すことで病状を悪くしてしまった
ケースなど患者本人が自覚症状がないために日常生活に
困らないことが、糖尿病では一番の問題です。
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